トルコの9つの世界遺産。イスタブール、カッパドキア。トルコ旅行基本情報。

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トルコの世界遺産

幾多の文明が繁栄と衰退を繰り返し築き上げられた歴史的遺産、変化に富んだトルコの地形と気候が生み出した壮大な自然遺産。一度は是非訪れてみたい、トルコの9つの「世界遺産」をご紹介します。

トルコの世界遺産地図

1. イスタンブール歴史地域  / 文化遺産 1985年

Historic Areas of Istanbul

イスタンブール歴史地域
ビザンチン建築の最高傑作と称されているアヤソフィア

イスタンブール旧市街の歴史的建造物群。ビサンツ帝国、オスマン帝国合わせて1000年もの間、都として繁栄してきたイスタンブールの繁栄と衰退を象徴する建造物が集中している。 モスクのミナレットと大ドームが林立する壮麗な景観は、昔も今も人々のこころを掴んで離さなさない。
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2. トロイ遺跡  / 文化遺産 1998年

Archaeological Site of Troy

トロイ遺跡

トロイとはイリオス、トロイアなどと呼ばれるギリシア神話に登場する都市。その話を信じたドイツのハインリッヒ・シュリーマンによって発掘された遺跡。発掘が行われるまでは神話上の架空都市にすぎないというのが一般的な概念であった。紀元前30世紀に始まる青銅器時代に建設され、その後エーゲ海交易の中心地として繁栄と衰退を繰り返した結果、全部で9層にもわたる都市遺跡が形成されている。紀元前1200年頃のトロイ戦争により都市は滅亡への道をたどる。現在も発掘調査が続いている。

3. ヒエラポリス・パムッカレ  / 複合遺産 1988年

Hierapolis-Pamukkale

パムッカレの石灰棚

パムッカレはトルコ語で「綿の城」という意味。このあたりが綿花の一大生産地であることによる。大地上部から流れる石灰成分を含む湯が長い時を経て結晶化し、大地を覆ったもの。あたかも純白の雪山のような不思議な景観が高さ約200mに渡って形成されている。

ヒエラポリスは紀元前190年に建設された都市の遺跡。多神信教、ローマ人、ユダヤ人、初期キリスト教徒の要素が混じり合い、発展してアナトリアの環境を形成。ローマ帝国時代にも地震で破壊されるがその後、復興。しかし1354年の大地震で廃墟と化す。ローマ劇場、浴場、無数の墓など、ヘレニズムやビサンツの様式を表す遺跡が広い範囲に点在している。
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4. クサントス・レトゥーン  / 文化遺産 1988年

Xanthos-Letoon

ギョレメ国立公園

クサントスはヒッタイトの滅亡後に栄えた古代リキヤの都市遺跡、レトゥーンはその保養地として栄えた町。ビサンツ時代までは町としての機能が失われてなかったことがわかっている。レトゥーンとはレトを祀った大神殿に由来。共にリキヤ文化の中心都市であり、遺跡の規模も大きい。現在も発掘作業は続けられている。

5. サフランボルの宿場町  / 文化遺産 1994年

City of Safranbolu

サフランボル
古いオスマン民家が密集する美しい景色

黒海から約50km内陸に入った標高600mの山間部に佇む小都市。ゲレデと黒海を結ぶ交易ルートの途中に位置したこの町は、かつては宿場町としておおいに栄えた。保存状態の良い古いオスマン民家が密集し、美しい景色が広がっている。
サフランボルでは景観保全のための並々ならぬ保護活動が現在も続けられており、新しい建物を建てることは基本的にすべて禁止され、古い建物をリノベーションするときも、できるだけ建物にダメージを与えないようにするために、細心の注意が払われている。
かつてこの地にサフランの花が群生していたことからこの名が付けられた。

6. ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群  / 複合遺産 1985年

Goreme National Park and the Rock Sites of Cappadoci

ギョレメ国立公園

エルジェス山の麗、標高1200メートルの高原地帯に太古からの火山活動と浸食作用によって形成された、この世のものとは思えない不思議な岩石の景色が広がってる。世界遺産の中でも数少ない、「自然遺産」と「文化遺産」双方を併せ持つ「複合遺産」。今も6万人が暮らすこの地域の地下深くには、アリの巣のように堀巡らした30を越える「地下都市」がある。
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7. ハットゥシャ  / 文化遺産 1986年

Hattusha

ハットゥシャ
ライオン門

紀元前17世紀〜紀元前13世紀に繁栄したヒッタイト帝国の都。1906年ドイツの考古学者フーゴー・ウィンクラーによって発見された。アンカラから東へ約200kmの谷に広がっている。 当時の王国は、泥やわらでできた6.4キロメートルの城壁に囲まれていた。ヒッタイトは製鉄や騎馬の技術にすぐれ、巨大な帝国に発展しましたが、紀元前1220年頃「海の民」と呼ばれる民族に突然滅ぼされる。2006年、トルコ政府や日本タバコ(JTI)の支援により、当時と同じ材料が使用され、ヒッタイト王国の城壁を偲ばせる64メートルの城壁が復元された。

8. ネムルトダーゥ  / 文化遺産 1987年

Nemrut Dag

ネムルトダーゥ

巨大な神像の頭がゴロゴロ転がっている奇妙な光景で知られる標高2,150mの山。ヘレニズム時代のシリアから離脱したコンマゲネ王国アンティオコス1世の陵墓がある。ギリシア神話とペルシアの信仰のふたつの影響を受けヘレニズムの折衷様式の特徴をよく残している。美しい日の出を見られることでも有名。観光シーズンは5月〜10月。開山、閉山はその都市の天候によって異なる。

9. ディヴリーイのウル・ジャミィと病院  / 文化遺産 1985年

Great Mosque and Hospital of Divrigi

ウル・ジャミィ
レリーフが美しいジャミィの扉

1228年に地方君主アフメット・シャーとその妻によって建てられたイスラーム建築の傑作。驚くほど華やかで贅沢な3つの門が見事。ジャミィ内部にある慈善行為を目的として造られた病院施設も外観はシンプルだが中はユニークな工夫が凝らしてある。現在も毎日5回の礼拝時には信者が集う神聖な場。
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